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【鉛筆好き集まれ!】なぜか惹かれる鉛筆の世界~僕は小さくなった鉛筆が好きです~

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鉛筆はお好きですか?

みなさん、鉛筆はお好きですか?僕は鉛筆の「期待を裏切らないところ」が大好きです。何十年前の鉛筆でもちゃんと書けちゃうところは、凄いというか恐ろしいというか、最も劣化の少ない筆記具と呼んでもいいのではないでしょうか?

鉛筆については何度も書いてきましたが、また書きたくなったので今日も書いてしまいます。僕は小学生のときに「一度でいいからダース買いをしてみたい!」という夢を持っていました。その頃1本単位でしか買ってもらえなかったからです。

しかも、UNI(ユニ)の鉛筆をダース買いすると消しゴムがついてきて、その消しゴムが恐ろしいほど消えるという噂になっていたのです。僕はその消しゴムで思う存分間違えを消したいと夢見ていた純粋な少年だったんです!

鉛筆の歴史をひも解く

1560年代、イギリスのボローデール鉱山で良質の黒鉛(こくえん)が発見され、その黒くなめらかな性質が注目されて、こまかく切ったり、にぎりの部分をヒモで巻いたりして筆記具として使われるようになりました。
こうして世界最初のえんぴつは作られました。これは、黒鉛を板状か棒状にけずり、板にはめ込むという簡単なものでした。なかには、黒鉛に直接糸を巻き付けただけというものまでありました。
このボローデールの黒鉛を堀りつくすと、やがて、黒鉛の粉末と硫黄を混ぜて溶解し、これを練り固めて棒状にすることが考案され、今日のえんぴつにもっとも近い筆記具となりました。
1760年にカスパー・ファーバーというドイツ人が黒鉛の粉を硫黄などで固めた芯(しん)を作りました。
1795年にニコラス・ジャック・コンテというフランス人が硫黄の代わりにねんどに黒鉛を混ぜ、これを焼き固めて芯を作り、さらに混合の比率を変えれば芯の硬度が変化することを発見しました。現在でも基本的には、このコンテの方法でえんぴつの芯は作られています。


三菱鉛筆株式会社

今日は三菱鉛筆さんのHPより引用させていただきました。基本、今でも鉛筆の芯は粘土と黒鉛の混合物を焼成したものですよね。外側を硬めに焼いたり、外側を柔らかめにしたり色々工夫してますよね。

どうして消しゴムで消せるのか?

 紙にのっている黒鉛(こくえん)の粒は始め消しゴムの表面にくっつき、次に消しかすに包み込まれて紙と消しゴム表面から除かれます。
紙よりも消しゴムの方が黒鉛の粒がくっつきやすいからです。

どうして消しゴムで消せるのか?ここは僕たちの永遠の課題でありました。鉛筆以外の筆記具は消しゴムで消えない。ボールペンもマジックも消えない。僕はイマイチその理由が理解出来ませんでした。

けれど秘密兵器のハンディタイプ顕微鏡を買ってやっと理解しました。この顕微鏡で鉛筆の筆跡を確認すると、紙の繊維の上に黒鉛が引っ掛かっているだけなのです。これなら消しゴムの力にからめ捕られてしまうわけです。

ぜひぜひ一度鉛筆の筆跡を顕微鏡で見てみることをお勧めします。そうすれば瞬時に鉛筆が消しゴムで消える謎が判明するからです。僕はこちらのレイメイ藤井 携帯型顕微鏡 ブルー RXT101Aを愛用しております。

レイメイ藤井 携帯型顕微鏡 ブルー RXT101A

レイメイ藤井 携帯型顕微鏡 ブルー RXT101A

 

あなたの身近に「鉛筆マニア」がいます!

僕は冒頭にも書きましたが「鉛筆が好き」です。特に古い鉛筆は大好きです。歴史を感じる筆記具は持つだけでそれまでの歴史がどんどん話しかけてくるような気分になってワクワクしてきます。ちょっとトリップ出来ます。

ナイフで鉛筆を削る作業も好きです。鉛筆削りで削る作業も好き。もちろん手動の鉛筆削り、電動の鉛筆削りで削る作業も好きです。何も考えないでいられるからです。勉強したり書き物したりしているとき、本当にリラックス出来ます。

あなたの周囲にも絶対いますよ「鉛筆マニア」!探し出して友達になってくださいね。僕は今日一人「鉛筆マニア」の友達が出来ましたよ。それはコーリン鉛筆のおかげです。「コーリン鉛筆」についてはまた別の機会に書きますね。

☆貴重!コーリン鉛筆製/COLLEEN!イタリコ!italico Mecha Pencil金属軸!0.5mm芯!グリーン(緑)軸☆

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